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可笑しなウツボ

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日 時:2月3日
ポイント:タオ島・サウスウエスト ピナクル
天 候:はれ
風  :北東
波 高:0.5m
気 温:28.8℃
水 温:28℃
透明度(→):2-15m
透視度(↓):15m
報告:山中 和敏

コメント:
 一昨日・昨日と久しぶりの雨が降りちょっとTシャツ短パンでは肌寒かったタオ島ですが、今日は朝から晴れて気温が上昇。暑いです。

 最近たおみせのお世話になっているコタオコテージダイビングがお隣のダイビングショップと協力して三艘のボートで深いところに行くチームと浅いところでのんびり行くチームに目的別で分かれて運行し始め、ダイビングポイントの選択の幅が広がりうれしい限りです。今日はサウスウエストピナクル・シャークアイランドチームとヒンルーク・ヒンガムチーム。私の担当はファンダイバーだったのでサウスウエストピナクル組で出発しました。

 行きのボートで「魚だけじゃなくエビカニもおもしろいねー」ということでまずはエビ穴に直行。サーモクラインが入り穴の周辺は真っ白でしたがこれが幸い。夜にならないと穴の外にはあまり出てこないオトヒメエビが2匹ならんで穴の外に出てハサミを振るってます。ソリハシコモンエビも相変わらずたくさんいます。私の手をクリーニングするのをお見せしたら、しばらく動けなくなりました。
 そこからちょっと移動すると岩の上にちょこんとカサゴが上手に隠れていて、目だけがサファイヤのように光っています。目が無ければ思わす見逃してしまうところでした。

 ここでサーモクラインの雲を抜け出し一気に視界が広がったと思ったらオオカマスの群れが現れ再び遠くは見えなくなってしまいました。しかしオオカマスの群れを見て和歌山県の白浜の千畳敷を連想するのは私だけでしょうか?あの重なり具合がなんとなく・・・。でも外国人のお客様には・・・当然説明は無理でした。

 根の上のハナビラクマノミを見ていると、現在発情中のミツボシスズメダイがテリトリー内に入って来るサビウツボにアタック。サビウツボも首を振って必死に応戦、でもいじめられっこのぐるぐるパンチ状態。入っていた穴を抜け逃げ出したのですが、行く先にも既に他のミツボシスズメダイが。水深5m~15mの岩壁を降りたり上がったり。サビウツボは大変だったと思いますがかなり笑えました。
 最後は水深5mにいたアオリイカと並んで安全停止。
船上も可笑しなウツボの話題で盛り上がってました。

暑くなってきたタイ・タオ島からWABINがお届けしました。
(写真 サビウツボ 資料)

by taomise | 2006-02-03 17:32 | ダイビング情報